大豆の学校―ちこり村の本棚から。

一般財団法人オーガニックヴィレッジジャパン発行

<食育の学校>シリーズⅠ

「大豆の学校」

監修 服部幸應+だいずデイズ大豆研究所

日本の食糧自給率は39%と低い水準のまま推移し、農業人口は減り続けている。

この国の食糧を取り巻く環境は厳しさを増している一方、

和食がユネスコの無形文化遺産に登録され

海外での人気、日本の食の価値が国際的に評価されています。

しかし、日本人の食生活は、日本の食文化を正しく継承しているとは言い難く

むしろ食の乱れが顕著になっている。

そこで食材から学ぶ「食育」を広く広めるため

主食である米に引き続き

第二の主食と言われる「大豆」に注目、

大豆から味噌、醤油、納豆とまつわるあらゆる食文化をひも解いています。

すごい大豆もやし

この本書の中で「大豆もやし」について取り上げられています。

緑豆もやしを超える大豆もやしパワー

同じように見えるけど、実はひと味違う。

 

大豆は大豆イソフラボンが豊富です。

大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと分子形がよく似ているため

同様の働きをすると言われています。

骨粗鬆症予防に推奨されています。

大豆を水に浸けておく置くと芽が出ますが、

これが大豆のもやしです。

この発芽する時もっとも外敵などのリスクにさらされるため

防衛に抗酸化力のあるビタミンなどの栄養素が増加します。

特にストレスを和らげ、興奮した神経を落ち着かせる

GABAが45.7倍となっています。

また、葉酸も4.3倍、ビタミンB2は2.6倍となっていて

大豆もやしは「天然のサプリメント」と呼ばれています。

日本の食文化をもっと豊かに

日本初の野菜の機能性表示食品に認定された

サラダコスモの「大豆イソフラボン子大豆もやし」と

 

日本初!の有機JAS認定の

「オーガニック緑豆もやし」と「オーガニック大豆もやし」が

紹介されています。

【書籍】


2017-09-08 | Posted in ちこり村, ちこり村マルシェNo Comments » 

関連記事